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いろはかるた
◆personality
ずんだもん好きの凡リーマン。
欲とエチと承認欲求が強め。
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人生の折り返し地点に到達。
◆problem
ローン、育児、薄給・・
お金に関する悩みは尽きない。
◆dream
キッチンカーか雀荘の運営者。

おしりの悩み ~痔ろうとボク~ 第五章:痔ろうと羞恥

この記事は実話を元にしたエンターテイメント小説です

  • 筆者の体験に基づくエピソードですが、実在の人物や団体などとは関係ありません。
  • 何かお心当たりのある症状を持つ人は速やかな受診をお勧めします。
  • エンターテイメントとしてお楽しみください。
はじめに

─今回、僕は「おしりの剃毛」という人生最大級の羞恥イベントに突入した。

なんの予告もなく告げられた“処置”の正体。
抵抗する間もなく四つん這いになり、知らぬ間に開いていた僕のおしり。
そう、あれは始まりに過ぎなかったのだ……。

カゲピ―

なんか今回の記事ってちょっと…

ずんだもん

全身全霊さらけ出してるのだ…!

目次

青山さん、マジで天使

その看護士さんが現れた瞬間、世界が少しだけ明るくなった。
名札には「青山」。若干小柄で、髪はひとつに結び、マスク越しにもわかる童顔。
おそらく新卒。間違いなく新卒。というか、娘でもおかしくない。

「病室のご案内しますねっ」

その声がまた澄んでいて、やわらかくて、可愛いのに必死さもあって。
完全に“新人天使”である。心の中では拍手喝采だった。
ありがとう青山さん。あなたに案内されるなら、どこへでも行けます。おしり以外なら。

病室に着くと、彼女は明るい笑顔で、手術までの流れや入院スケジュールを説明してくれた。
「このあと、前処置があるんですけど……お尻のほうも、少しだけ…剃毛するので」
その瞬間、時が止まった。

ずんだもん

「はい?」

って聞き返した自分の声が、ちょっと裏返ったのはご愛嬌である。

四つん這い、おしり解放指令

数分後、青山さんが再び病室にやってきた。

「では、手をついて四つん這いになっていただけますか」

人生で一度も言われたことのない指示だった。
いや、たぶん二度と聞くこともないセリフ。
しかも、発信者は娘のような年齢の青山さんである。

このまま立ち去れば、羞恥からは逃げられる。
けど、それはすなわち、手術放棄であり、社会的にも終わりを意味する。

ずんだもん

これは医療行為なのだ!

そう自分に言い聞かせながら、ぎこちなく四つん這いになった。
冷たいベッドに触れた膝と手のひら。そして、やたらと無防備な、おしり。

そして始まる、青山さんによる“処置”。
電気シェーバーがうなるたびに、何かを削られている気がした。
プライドとか、尊厳とか、あとついでに男としてのなにか。

「痛くないですか?」「ちょっとだけおしり、ひらいてもらえますか?」

そのたびに、はい、…とか、返す自分の声が情けない。
こんなに頑張って開いたのは、体でも心でも、人生で初かもしれない。

まさかの“再チェックタイム”発動

やっと終わった。
羞恥の嵐が過ぎ去っても、青山さんも顔を見ることができない。

「はい、大丈夫そうです。では、チェックがあるので後ほど」

……はい?

その一言が、雷のように脳天を直撃した。
終わったんじゃなかったのか? おしりの戦いは……。

数分後、再び病室のドアが開く。
そして入ってきたのは、もう一人の看護士さん。
青山さんの後ろに立つその女性は、明らかに“できる女感”をまとっていた。

きりっとした釣り目。目元のシャープさが美しく、でもどこか冷たい。
マスクの下でも、唇のラインが整っているのが分かる。
うん、美人だ。
そして、今からこの美人が、僕のおしりを“チェック”するというのだ。

ずんだもん

えっ…??!

おしりを挟んで、女が二人

「青山、ちょっとここ、甘いね」

先輩の声が落ち着いていて、的確すぎて、逆に刺さる。
美人ふたりが、俺のおしりを挟む位置に立ち、真剣に何かを話し合っている。
もう、夢であってくれ。

「すみません、じゃあもう一回、ここから…」

再び、電気シェーバーが唸る。
さっきは“業務だから”で済ませられた羞恥も、今回はもう限界を超えていた。
美人の先輩と可愛い新人のタッグに、おしりを晒す自分。

ずんだもん

のだああああああああぁぁぁぁ!!!

羞恥と興奮の入り交じった、脳がバグる瞬間がある。

全てが終わったあとに

「はい、綺麗になりましたよ。お疲れ様でした」

その言葉と同時に、心のどこかが崩れ落ちた。
羞恥の山を越え、もう何も怖くない。
けど、何かに目覚めてしまった気もする。

美人ふたりにおしりを見つめられ、指摘され、処置される。
そんな経験、人生でそうそうない。
これはもう一種の通過儀礼だと思うことにした。おしりの成人式。

おしりは、逃げられない。

手術前に精神をボコボコにされるとは思っていなかった。
でも、今なら言える。
あの剃毛の時間こそ、人生で一番、心を裸にされた時間だったのかもしれない。

ありがとう青山さん。
ありがとう釣り目の先輩。

ずんだもん

う、生まれ変わったら結婚するのだ!!←

カゲピ―

…今回、ずっと楽しそうだったんじゃない?

いや、本当に尊厳なんてもんは吹っ飛ぶんスよ ←

次回予告

いよいよ次回は手術(になると思う)
多少予告とズレるのは記事をストックしてないから。気にしないで待っててね ←

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